遠浅で波の静かな有明海では
昔ながらの支柱作を
行っており、
干潮時には海苔網が
日干しされます。
海苔は太陽の光を
いっぱい浴び、
旨味成分である
アミノ酸が
たくさんでき、
栄養満点の海苔が育ちます。
有明海の海苔について
広大で肥沃な有明海の干潟地は、海苔が育つのに欠かせない窒素・リン・カリウムなどの栄養素がこんこんと湧き出しています。この肥沃な海が、旨い海苔を育てているのです。
海苔の種類について
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- 初摘み、一番摘み
- 初摘み若しくは一番摘みの海苔。柔らかさと口どけが良く、海苔の風味が楽しめます。しかし、柔らかいため作り置きする巻き寿司には少し不向きです。
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- ◯等級
- 小穴が空いている海苔。摘み回数が少なければ歯切れは良い方です。
海苔の基本サイズと単位について
海苔1枚のサイズは、原則、タテ21cm×ヨコ19cmです。この1枚のサイズを「全型」といい、昭和40年代にこのサイズへ全国統一されました。なお、海苔の単位は、「帖」で表します。1帖は全型の海苔10枚になります。それ以前は、大判や小判など、各産地で海苔のサイズはまちまちだったようです。この全型の大きさを元に、用途にあわせて、様々な形にカットされています。最近では「おにぎり用」「手巻き用」「おかず用」などのサイズも登場しています。